にしねさんという方がやっているソロプロジェクト、行為者。英語表記はkouishaだと思われるが所々でDoerにもなっている時もあった。

このアルバムの後しばらくリリースはなかったものの、2025/6に「夏のルール4」というスプリットアルバムに参加しており、活動が活発化するとのかと思っていたところ、いつの間にか活動を終了していた。Xのアカウントでムカついたんでもうやめます、みたいなことを書いていた気がするがすでにアカウントごと消えているようだ。最近はいつの間にか音源が配信停止になっていることがあって辛いが、行為者については幸いなことに音源は取り下げられていない。

にしね YouTubeのアカウントはおそらくこれだったはず。臨海公園のデモバージョンが上がっていたと思う。

このアルバムは最初聴いた時はピンと来なかった。The Jesus And Mary ChainのPhychocandyを最初に聞いた時の感覚に近い。聞いているうちにじわじわ好きになっていく気だるげで憂鬱なローファイオルタナ。飲み会の帰り道の電車の中で聞きたい。

なお、「海賊版」としてCD-Rも出ていた模様。ノロノロしていたら入手し損なった。入手できた人はラッキーでしょう。

2025年4月頃に札幌でライブを行っており、Xに映像が流れてきて羨ましかった。初ライブだったらしく、今のところラストライブでもあると思われる。ライブ版の行為者は音源とは印象が違っていた。演奏しながら、「お前らこれで酒でも飲め!」といってステージから胸元から取り出した札をばら撒いていて意味はよく分からなかったが面白かった。

ぜひ復活して欲しいところだ。

参考